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デジタルデトックスに最適?高速フェリーと九州博物館巡り1

新幹線で小倉へ戻ってきた後は筑豊電気鉄道や北九州モノレールに乗って駅スタンプを集めます。黒崎から門司へ向かう途中に座席撤去車に乗車したのですが、確かに乗客は通路まで詰めずにドア付近に滞留していたので、座席撤去は止む無しという状況であることが分かりました。


門司で乗り換えて下関へ向かいます。227系の進出で去就が注目される115系3000番台に乗車して来ました。終点の小月駅停車中に車内を観察することが出来て大満足です。

小倉駅に戻ってからは東京九州フェリーに乗船して横須賀へ帰ります。シャトルバスの出発時刻まで1時間以上あったのですが、ネットカフェに行って時間をつぶすには中途半端な時間で、屋外のベンチで待つには寒すぎる…。そんな時新幹線改札口から見えた待合室に気づいて入場券を購入。ガラガラで空調の効いた待合室を150円で利用できるのは助かりました。


今夜乗船するのは「はまゆう」です。出港・入港ともに夜間なので写真を撮るのが難しく、待合室に飾られていた模型で代用。待合室で30人近く待機していたのでそれなりの需要があることを確認出来て安心しました。

乗船してすぐに個室へ向かったのですが鍵が開かない…。乗船券に印刷されているQRコードが鍵になっているのですが、読み取っている挙動をしているのに鍵が開かない。案内所の職員氏に相談して対応してもらうと、なんと読み取り機の電池切れとの事。交換作業を観察していると単三乾電池4本で動いていました。


個室に荷物を置いてからすぐに入浴を済ませて、個室内でまったり寛いで25時頃に就寝。翌日遅めに起床してからは船内を散策します。エントランスホール周辺には案内所や売店があり、中央は吹き抜けになっています。


吹き抜けにはエレベーターもありバリアフリー対応となっています。20時間を超える長距離航路なので共有空間の広さは重要です。


案内所に併設されている売店では飲料や土産物などを扱っています。食料品はカップ麺程度で、パンやおにぎりなどの軽食は扱っていません。ただ他の方の乗船記を拝見すると、焼き立てパンの販売を行っている場合もあるようです。


こちらはスクリーンルームで、映画やプラネタリウムの上映を行っています。旅客輸送にも力を入れた航路であることが伺えますね。


さらにはスポーツルームまで設けられていて、船上でエクササイズも楽しめます。利用料金はなんと無料!


先頭部にはフォワードサロンがあり、大海原を眺めながらゆったりとして時間を過ごすことが出来ます。


見渡す限り海が広がっています。実にいい天気ですが、場所によっては大きく揺れる場面もありました。


今回はツーリストSという個室を利用しました。個室内の写真を撮り忘れるという痛恨のミス…。個室内にはテレビ・コンセントなど必要最低限の設備はあります。洋上では当然電波はつながらず、事前にダウンロードしておいたYouTubeの動画も見尽くして虚無のような時間を過ごす羽目に。意図せずデジタルデトックスを体験する事になってしまいました。普段いかにデジタルコンテンツに依存していたのかを痛感しました。


昼食と夕食はレストランを利用しました。各テーブルにあるタブレットで注文するタイプです。こちらは昼食で食べた長崎ちゃんぽんセットで、1200円と高めです。ただ量が多めなので船上であることを踏まえると高すぎるという程でもないかと。

所々で大きく揺れる場面もあったものの、おおむね順調に航海を続けて横須賀港には20時29分に入港。港から横須賀中央駅までは歩いて15分ほどで到着しました。京急に乗車して自宅に帰宅。地元と九州が1本の航路で結ばれたのを実感しました。より詳細な乗船記はアーカイブにて公開予定なのでお楽しみに!

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