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ここにきて平成一桁世代の方なら馴染みのある電話機の登場です。従来の公衆電話機は全て硬貨しか使えませんでしたが、テレホンカード対応電話機として区別するため緑色が採用されたそうです。右側の大型のタイプは電話ボックスで、左側のタイプは商業施設や駅などで見かけました。


左:電話開業100年を記念して作られて限定モデルだそうです。使い方は普通の公衆電話と一緒で、通話先と合わせて3人で通話ができるものです。
右:こちらのグレーの公衆電話は、通話以外にパソコンと接続してデータ通信も可能な機種です。すでにサービスは終了しているそうですが、公衆電話に繋いでインターネット接続する動画がYouTubeで公開されています。


偽造テレホンカード対策で登場したのがICカード公衆電話機です。しかし従来の磁気テレホンカードが使えない事やICテレホンカードが普及しなかった事などを理由に普及は進みませんでした。国際電話料金値下げに伴う偽造テレホンカードの使用減少や偽造テレホンカードの対抗策が確立されたことで1999年の登場からわずか7年でサービス終了した短命な機種です。


公衆電話機コーナーの先には電報用の和文タイプライターが設置されていて、自由に触ることが出来ました。


一般的なタイプライターとは異なり縦書きになっています。長年の酷使で老朽化が進んでいるのか動きが悪かったです。


こちらは手動交換機です。かつての電話は受話器を持ち上げると交換手のいる電話局に繋がり、交換手はこの手動交換機を操作して回線を接続して初めて双方が通話可能となる仕組みでした。こちらはスタッフによる実演付きで解説してくれます。


隔離された世界となる船上でも電話が可能な船舶公衆電話も存在しました。100円玉専用で、客船やフェリーなどで使われていたそうです。現在は衛星船舶電話サービスに移行しています。


携帯電話の先駆けといえる存在がこのショルダーホンです。自動車据付け型の移動電話機を持ち運びできるようにしたもので、正式名称は車外兼用型自動車電話です。重量は約3キロもあり、ストラップで肩から提げて移動させることが出来ました。


右:1987年に登場したNTT初の携帯電話機で、重量は900gもあったそうです。決して手頃なサイズとは言えませんでしたが、わずか2年後には640gに軽量化した機種が登場するなど、携帯電話の技術の進化が始まっていきます。
左:1991年にサービス開始した超小型携帯movaの初代機種です。当時の世界最小端末で、契約数も激増したそうです。どちらも実用性重視で飾り気のないシンプルなデザインです。2機種あるうち左側は折り畳みタイプです。かつての携帯電話といえば長く突き出たアンテナも特徴です。


その後も技術革新は続き、手に持ちやすい小型でカラフルな端末が登場してきます。画面も大型化やフルカラー化して見やすいものへと進化しています。

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