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バースデイきっぷで行く特急グリーン車で四国豪遊紀行2

2日目は高知市内の郵便局を回った後に土佐くろしお鉄道に乗車します。そこから更に特急列車を乗り継いで松山まで移動します。朝から晩まで鉄道に乗り続ける一日となります。


まずは路面電車に乗車して高知市内の郵便局を回ります。本来は乗車の都度支払った方が安く済むのですが、乗り継ぎ券を貰ったりするのが面倒なので一日乗車券を購入しました。やって来た電車は70年以上走り続けているベテランだそうです。行先の都合でこの電車には乗れなかったのが残念。


路面電車を乗り継いでやって来たのは高知螢橋局です。図案は「蛍橋と路面電車にホタルを描く」です。局員氏と軽くお話をさせて頂き、これから路面電車で新木方面へ向かう旨を伝えると驚かれました。そんなに路面電車を利用する人が少ないのでしょうか?


続いては高知旭局です。図案は「高知市旭浄水場と路面電車を描く」です。描かれているレトロな路面電車は維新号と呼ばれる車両で、かつては定期運行されていたそうです。


高知旭局からは路面電車に30分以上揺られて高知新木局にやって来ました。図案は「県立美術館と路面電車に電停標識を描く」です。描かれている電停標識は美術館通と書かれていますが、郵便局の最寄りは新木電停です。


新木からは路面電車を乗り継いで桟橋車庫に向かいます。とさでん交通本社には記念スタンプが保管されているという情報を得てやって来ました。たまたま近くにいた職員さんに尋ねると親切に案内して頂けました。本社棟の電車事務所に7種類くらい保管されていたので、気になる方はぜひ訪問してみては如何でしょうか。


高知駅前に戻ってきて昼食を済ませてから後免駅へ向かいます。ホームにはアンパンマン列車が停車中でしたが、前面も側面もしっかりラッピングされていて派手ですね。


土佐くろしお鉄道の奈半利行きに乗車するのですが、やって来たのはJRの車両でした。第三セクターにJRの車両が乗り入れるのが四国の地でも見られるとは思いませんでした。個人的には土佐くろしお鉄道の車両に乗ってみたかったので少々残念ですが。

後免駅で時間が余ったので作戦会議。本来はこの後安芸駅まで向かって折り返し後免駅に戻ってくる予定なのですが、そうすると松山到着が20時を過ぎてしまいます。そこで途中の夜須駅で下車して折り返しの列車に乗車する事にしました。これで時間を短縮して1時間早い列車に乗って松山に到着することが出来ます。窓口で予約した列車の切符を変更してもらうと「バースデイきっぷですね、おめでとうございます」と言ってくれました。ちょっと嬉しいですね。


後免駅にやって来たのはクジラを模した塗装が施された車両です。この車両目当てで乗車していたと思しき家族連れもいましたね。早速車内に入ってみると…


転換クロスシートが並んでいて、左の通路側には折り畳み座席が設けられています。客室空間が狭いと感じますが、実は右側には日本の鉄道車両で珍しいものが設けられています。


それがこのオープンデッキです。客船のデッキのような構造になっていて、走行中にデッキに出ると風を浴びながら沿線の風景を眺めることが出来ます。車内をうろちょろ見て回るのが恥ずかしくてデッキには出ませんでしたが、珍しいオープンデッキ付き車両を楽しむことが出来ました。なお時間の都合で夜須駅で降りましたが、本当は夜須駅から先が景色の良い区間だという事を後から知りました。


後免駅に戻ってからは南風号としおかぜ号を乗り継いで松山へ向かいました。特急グリーン車を乗り継ぐというめったに体験できない豪遊を満喫しました。途中の乗換駅である多度津駅では駅スタンプを押印。四国鉄道発祥の地だそうです。

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