raidendo


スマホ用メニューは右上の三本線アイコンです

広島・山口風景印収集記3

岩国で小休止を挟んだのち、引き続き山陽本線を南下して行きます。岩国からは末期色の115系の登場です。


ぱっと見普通の115系ですが、側面を見ると扉が2か所しかありません。「広島シティ電車」構想の一環で導入された3000番台です。117系のような転換クロスシートの採用でサービスレベルの向上を図っています。


乗客は少なく非常に快適に移動できました。瀬戸内海を眺めながら揺られる事およそ50分、光駅に到着です。光駅というと「ソフトバンク光」のCMで登場した事でご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?


そんな光駅の近くにある光虹ヶ丘局の風景印には電車と共に虹が描かれています。


局舎の前にはこんな像も。
光駅からは再び山陽本線に乗って小野田へ向かいます。途中新山口で乗り換えがあったのですが、同一方向の乗り換えは同一ホームで乗り換えられるようにしてほしいですね。と愚痴りながら階段を使って別のホームへ移動。やって来たのは同じく末期色の3000番台でした。このエリアはすべてこの車両で統一されているようです。


小野田駅で乗り換えたのはこの可愛らしい1両編成の電車、123系です。今日最大の目的はこの電車に乗る事でした。国鉄時代に余剰になった荷物電車を旅客用に改造した車両で、現在でも丁寧に扱われていて衰えを感じる事はほとんどありませんでした。


途中の雀田駅からはさらに別の123系に乗り換えて、長門本山へ向かいます。この区間は1日3往復しか運行しておらず、今回の旅の予定を組む中で苦労した部分です。先ほどの123系と比べてドアの位置や窓割りが異なっているのがお分かりになりますでしょうか?転用当初の運用線区ごとに改造内容が異なっていたためです。この車両はかつて可部線で運用されていました。


車内は超ロングシートになっています。この列車には一人女子高生が乗っていました。1日3往復しかないこの路線に乗っていると言う事は通学の足として貴重な存在なのでしょう。


終点の長門本山駅はこんな感じです。非常に質素な、でもどこか旅情を誘う不思議な駅でした。20分ほどで折返し、雀田駅から乗り換えて新山口駅で一泊します。


ちなみに長門本山駅の時刻表はこんな感じ。ここまで寂しい時刻表は見たことがありませんΣ(゚д゚;)

←【その2】へ  【その4】へ→


<< 前のページに戻る

↑ PAGE TOP