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鉄むす・ロマンスカー・国鉄型 欲張り信州北陸旅行2

今宵の宿に荷物を置いてから長野電鉄で湯田中に向かいます。特急列車の展望席を確保すべく早めにホームに下りると普通列車が停車中でした。


東急時代とほぼ変わらずに元気に活躍中でした。特急列車の車中ですれ違う普通列車を見ると立ち客の姿をよく見かけるほどの乗車率だったので、通勤型としての威力を発揮しているようでした。

しばらくすると湯田中からの特急ゆけむり号が到着しました。折り返しの準備が終わってドアが開いた時に並んでいる人は居なかったので、楽に展望席最前列を確保できました。


こちらも小田急時代からほとんど変わっていません。側面の帯色が変わったらしいのですがよく分かりませんでした。


やはり乗るなら展望席ですよね!小布施までの30分間、前面展望を存分に楽しみました。発車間際になるとやはり展望席はほぼ埋まったので、長野でも展望席は大人気でした。


特急ゆけむり号で小布施駅にやって来ました。ここで保存されている旧特急車であった2000系を見学します。ホームから構内踏切を渡って移動するのですが、線路の真ん中を歩くようになっています。柵の隣には普通に列車が走っているので、なかなか大胆な立地ですね。


りんご色に塗装されている2000系です。屋根に守られて保存状態はとても良好でした。長野方の1両は車内も見学できるので早速入ってみます。


地方私鉄の車両としては豪華な内装になっています。当時から特急券は100円だったそうで、旅客サービスに力を入れていた事が伺えます。しなの鉄道も速達サービスに力を入れれば良さそうなのですが。


小布施駅のホーム柱には歴史を感じさせるホーローで出来た案内板が設置されていました。木島方面の記載が残されています。ここで元東急車に乗って信州中野駅まで向かいます。


信州中野から終点の湯田中までは急勾配の為に抑速制動を備えていない元東急車は入線出来ません。その為に信州中野で元営団車の3500系に乗り換えになります。座っていても判る位の急勾配を上りきって終点の湯田中に到着しました。


夕方だったので人気はほとんど無くて閑散としていました。ここで次の特急列車が来るのを待ちます。

湯田中からは特急スノーモンキーで長野に戻ります。最近塗装を変更した編成が登場したそうで、どちらが来るのか期待して待っていると…


見事新塗装に当たりました!側面が全体的に白く塗装されたので、今までより明るい印象になりましたね。結構この塗装お気に入りです。


今回は個室を貸し切っちゃいました。1室1000円で4名まで利用出来ます。窓口で個室券を購入すると硬券で発券されたのですが、駅員氏が金庫から個室券を取り出してきたので、利用率は高くないようです。もう少し値下げすれば利用率が上がりそうですが、そもそも個室の存在を知らない人も居るかも知れません。もっと積極的に宣伝しても良さそうですね。


窓が少し小さいのは残念ですが、元グリーン車だけに重厚な座席は座り心地抜群です。リクライニングが電動なのは少し驚きました。長野までの約50分、贅沢な気分を味わえて大満足でした!

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