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史上最強のフリー切符で行く北海道豪遊紀行2

2日目は突然のスタート。なんと二度寝してしまい、このままでは列車に間に合わない!大慌てで支度してフロントに着くと、空港行きのシャトルバスを南千歳駅に止めてくれるとの事。感謝しつつシャトルバスに飛び乗って駅に移動します。南千歳駅に到着したのは発車5分前。本当にギリギリでした…。車内放送では「野生生物が多く発生する区間を通過する為、急ブレーキを使用―」自然の多い北海道らしい放送ですね。

南千歳7:33発→(スーパーおおぞら1号)→釧路10:51着


何とか無事に釧路まで来られました。それにしてもキハ283系は本当に格好良いですよね。気動車でありながら振り子の性能をフルに生かして最速130キロで疾走するのですから驚きです。


ここから根室行き列車に乗り継いで厚岸を目指します。停車していたのは可愛らしい1両編成でした。列車は草木を掻き分けるようにして花咲線を進んで行きます。

釧路11:01発→(快速ノサップ号)→厚岸11:48着


厚岸に来た目的は駅弁である「かきめし」を現地で購入する事。さっそく駅前にあるお店を覗くと「無いよ、駄目」…?なんと今まさにご飯を炊いている最中で帰りの列車には間に合わないとの事!とても残念ですが仕方がありません。やはり予約をしておくべきでした…。お店を後にする直前まで「申し訳無いです」と謝って頂き、こちらも恐縮してしまいました。駅弁は残念でしたが、駅の売店で駅弁屋さんが作ったホタテとカキのおにぎりが売っていたので購入。かなり美味しかったです。


少々落ち込みつつ再び花咲線に乗車して釧路に戻ります。転換クロスシートですが詰め物が痛んで座り心地はいまいちです。さらに殆どの席で窓枠との相性が悪く視界は良くありません。

厚岸12:24発→(快速はなさき号)→釧路13:05着


釧路に戻って駅前を軽く散策した後は、本日のメインイベントであるノロッコ号に乗車します。機関車も専用塗装ですね。一応指定席を確保しましたが、私が乗った車両は3人しか居ませんでした。

釧路14:52発→(釧路湿原ノロッコ号)→塘路15:20着


こちらは一見すると気動車のように見えますが、制御装置付きの「客車」です。反対側に連結されている機関車を遠隔制御して運転するもので、プッシュプル方式と呼ぶそうです。海外ではメジャーらしいですが、日本では珍しいですね。


発車すると間もなく釧路湿原の雄大な景色がお出迎えです。写真は残念ですが実際の景色はジャングル探検のようでとても楽しかったです。


大きな川も流れていました。残念ながら動物の類には遭遇せず。塘路からは普通列車に乗り継いで網走を目指します。ひたすらオホーツク海を眺めながら大自然の中を疾走します。

塘路16:19発→(釧網本線)→網走18:49着


網走駅では夕食を済ませてから石北本線で北見へ向かいます。網走駅の駅名標は縦書きですが、これは網走刑務所から出所してくる元受刑者が、もう二度と「横道に反れないように」という願いが込められているそうです。


網走からは引き続き普通列車で北見を目指します。そのまま網走で泊まっても良かったのですが、そうすると翌朝の行動開始が早くなってしまうので、前日に出来るだけ移動しておこうという考えです。

網走19:37発→(石北本線)→北見20:43着

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