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史上最強のフリー切符で行く北海道豪遊紀行1

前日に会社の先輩宅に泊めさせて頂いたので、今朝は早い時間の新幹線で移動を開始します。東京7時36分発のはやて3号で八戸へ向かいます。大宮で満席となった車内は賑やかになりました。

東京7:36発→(はやて3号)→八戸10:39着


八戸からは左奥に写っている白鳥号に乗車して竜飛海底駅を目指します。乗換改札口付近は自衛隊の集団や高齢のグループで埋め尽くされていました。自由席から溢れた人が指定席のデッキに集まり、乗車に時間が掛かっていました。人並みを掻き分けて席に着くと、隣席の高齢の女性から声をかけられました。これから海底駅を見学した後で松前や江差方面へ向かうそうです。「大人の休日倶楽部パスっていうのがあるんだけど――」と言われて妙に高齢者が多い理由に気づきました。丁度利用期間中だったようです。

八戸10:50発→(白鳥3号)→竜飛海底12:44着


竜飛海底駅に到着すると大きな荷物を預けてケーブルカーで地上に向かいます。ガタガタと揺られて無事に地上の青函トンネル記念館に到着です。この後はしばらく自由見学なのですが、ガイドさんが竜飛岬に向かう方は案内しますとの事なので私も付いていくことに。


10分ほどで竜飛岬に到着です。奥に見えるのが竜飛岬灯台で、記念撮影で賑わっていました。私は気になっていた階段国道を目指して更に歩きます。


階段国道を下まで降り切ると、小さな漁港町が広がっていました。辺りを散策してから来た道を戻ります。下りは良かったのですが上りは辛い…。当たり前な事を考えつつ記念館に戻ります。


途中に津軽海峡冬景色の歌謡碑がありました。中央にあるボタンを押すと爆音で曲が流れる仕掛け付きです。熱心に動画で撮影する人の姿もありました。


記念館からはケーブルカーで再び海底へ戻ります。ここからは海底駅についての解説が始まります。こちらは防風壁で、エアロックのように2つあります。見学者は端にある扉を開けて出入りします。2箇所の扉を同時に開けてしまうと風速20mの突風が吹くので、交互に開けるそうです。逆に火災時等は、防風壁ごとワイヤーで巻き上げて風速20mの風を送り込み、煙を追い出すとの事。


こちらの避難所には救護室やトイレ、更衣室などが設けられています。


柵で仕切られた向こうは吉岡海底駅に繋がっているそうです。かつては歩いて青函トンネルを抜けるツアーが実施された事もあるそうです。参加してみたかったなぁ。


竜飛海底駅の駅名標です。記念撮影スポットで賑わっていました。


ホームの幅は50cm位しかありませんが、誘導路へ繋がる縦方向のトンネルにドアの位置を合わせるので安全です。新幹線開通後は風圧対策で鉄製の扉が付くとの事(ほくほく線の美佐島駅みたいな感じ?)

列車が到着するまで、面白い話を幾つか聞かせて頂きました。特に、大学生3人組が青函トンネルを歩いて通過(当然不法侵入)しようとした事件には驚きました。カメラで捉えられて直ぐに御用になったそうです。ちなみに理由は「お金がなかったから」だそうです。

竜飛海底16:18発→(白鳥15号)→函館17:33着


青函トンネル見学を終えて函館に到着です。ここから北斗号に乗り継いで千歳を目指します。自由席はわずか4人しかおらず快適に利用出来ました。

函館17:55発→(北斗19号)→南千歳20:59着
南千歳21:07発→(快速エアポート211号)→千歳21:11着

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