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デジタルデトックスに最適?高速フェリーと九州博物館巡り1

新横浜からのぞみ15号で小倉を目指します。新幹線で4時間越えの長距離乗車で疲労が心配でしたが、終始隣席に人が来なかったのでリラックスして乗車出来て思ってたより快適でした。小倉駅で荷物を預けてから門司港へ向かいます。


初めに訪れたのは九州鉄道記念館です。実は過去に訪問したことがあるのですが、写真を十分に撮影していなかったので再訪問となります。当日は家族連れや小学生団体などでかなり賑わっていました。


入口目の前に展示されているのが9600形です。日本初の国産貨物機関車で、キューロクという愛称で親しまれていました。国鉄で最後まで活躍した長命な蒸気機関車だったそうです。


C59形は東海道、山陽本線の主力機関車として活躍していました。展示されている1号機は門司港配属で、引退までの間に地球62周分を走行したそうです。現在は準鉄道記念物となっています。


EF10形は貨物用電気機関車で、35号機は関門トンネル通過運用に際して塩害対策で車体をステンレス製に張り替えられています。塗装がされているので一見すると典型的な国鉄旧型機関車に見えます。


門司港~久留米間電化に伴い登場したのがED72形です。前照灯が前面上部の中央に設置されている点や、前面形状が「く」の字に折れているのが特徴です。なおこの形状は1・2号機のみで、量産車以降は形状に変化があるそうです。


キハ07形は流線形で可愛らしいのが特徴です。製造当時は流線形がブームだったそうです。保存車両は柳原にもいますが、こちらは前面上部に前照灯を備えた原型スタイルです。前回訪問時は車内も見学できたのですが、重要文化財に指定された影響か現在は閉鎖されていました。


481系は交直両用車両で本州~九州の直通運転が可能となりました。大きなボンネットと輝く特急マークが目立ちます。


車内も開放されています。飾り気のないシンプルな国鉄形らしい雰囲気で、座席が整然と並んでいます。


この博物館で迷車となっているのが581系です。一見すると寝台電車として有名な581系そのものですが、内装は全くの別物となっています。


寝台電車にロングシート?という事で、こちらは寝台電車から近郊型電車に転向した715系を一部復元したものです。ドアが狭く2か所しかない事でラッシュに対応できない弱点を抱えていました。


座席自体はゆったりとして座れれば快適に移動できそうです。元々はこの形態で特急列車に充当されていたと考えると恐ろしいですが。


車端部もロングシートとなっています。妻面の左側のトイレは近郊形時代にも使われていたのでしょうか?右側の洗面台は簡易撤去が実施されています。

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