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トヨタ系博物館を巡るGoTo激安旅行記2

トヨタの高級車と言えばレクサスですが、1989年当時はレクサスブランドは米国のみでの展開で、日本国内では仕様変更の上でセルシオという別ブランドで販売されていました。バブル好景気の影響もあってか人気を博したそうです。2005年から日本国内でもレクサスブランドでの販売がスタートしたので、セルシオの名称は消滅しました。


ハイブリッド車として世界的にも有名なプリウスは1997年に誕生しました。空気抵抗減少を目的にしたデザインは現行の4代目と比較すると弱々しいというか物足りない印象を受けます。しかしながら環境に優しいハイブリッド車の代表車種として日本国内での販売台数は代を重ねるごとに増加していきました。展示されている車両には長野オリンピック聖火リレーのラッピングが施されていました。


トヨタの高級セダンであるカムリは世界100か国で累計1800万台以上販売されているベストセラーカーです。日本国内で見かける機会は少ないですが、海外市場での人気は絶大だそうです。展示されているのは実質的な初代モデルとなります。直線を多用したデザインで、バックミラーがタクシーのようにボンネットに取り付けられています。


トヨタ初の前輪駆動車として販売されたのがターセルです。なお展示されているのは北米仕様車になります。国外での販売は好調だったそうですが、国内では今ひとつだったそうです。


コロナは40年以上に渡って製造されたトヨタの代表的なセダンで、高度経済成長期には日本のマイカー代表車種として、広く親しまれたクルマだそうです。展示されているのは1973年にフルモデルチェンジされた5代目になります。


トヨタのイメージリーダーとして国際的に通用するスポーツカーとして開発されたのが2000GTです。国産車初のスポーツカーと呼ばれる事があり、旧車の中では抜群の知名度を誇ります。中古車市場では高値で取引されており、2013年には1億1800万円で落札されたケースもあるとか。トヨタとヤマハ発動機が共同で開発するという珍しい手法が採用されています。


カローラの姉妹車種として登場したのがカローラスプリンターです。2枚ドアの所謂クーペと呼ばれるタイプになります。2年程しか販売されず、それ以降はカローラとスプリンターは独立した車種として販売されるようになりました。


カローラは1966年から製造が続いている長命ブランドで、世界16箇所で生産され154か国で正規販売されています。2013年には世界生産台数累計4000万台生産を達成しました。展示されているのは初代の2ドアセダンモデルです。


こちらは3代目トヨペットコロナです。それまでの教訓を生かし、海外市場でも通用する高性能、高品質の車を目指し開発されました。高速性能と耐久性をアピールして先代との違いを際立たせたことから人気が急上昇したそうです。「アローライン」と呼ばれた傾斜したフロントノーズのデザインが特徴です。


トヨペットクラウンはトヨタを代表する車種の一つで、高級車として認知されています。展示されている初代は米国車を手本としつつ純国産設計で開発されました。車体のドアが観音開きとなっているのが特徴です。


こちらはトヨペットクラウンスタンダードです。情報がほとんど把握できず詳細は不明ですが、前面ガラスが2分割されている点が特徴的ですね。


セリカは日本初のスペシャリティカー(比較的低廉な価格でスポーツカー気分が味わえる車)として知られています。ミニカーのホットウィールで存在しそうなアメ車らしさを感じます。


トヨタ自動車における最初の量産車は意外にもトラックでした。乗用車よりも制作が容易であることが理由で、1935年11月に登場しました。しかし設計・製造技術共に未熟であった上、材料である鋼材の品質が一定でなかったため不具合が続出してしまいました。その後800か所以上に及ぶ改良を重ねて品質は向上していったそうです。ちなみにタイヤ下部に取り付けられているブラシのようなものは、歩行者に泥が跳ねるのを防ぐものだそうです。

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