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バースデイきっぷで行く特急グリーン車で四国豪遊紀行6

最終日はことでんに乗車して元京急車を満喫しつつ、岡山経由の鉄路で帰宅します。朝の高松築港駅は結構な混雑で、列車が到着するたびに大勢の乗客が駅から吐き出されてきます。鉄道車内学用に無人の車内の様子を撮影したかったのですが、そこそこ乗客が多くてうまく撮れず…。8時半を過ぎると徐々に空いてきたので思いっきり激写しました。


しばらく撮影を楽しんでいると、元京急色に塗装した編成がやって来たではありませんか!これは京急ファン有志がクラウドファンディングで募集して実現したものです。全く予想していなかった登場に驚きつつも夢中になって激写しました。


何処から見ても京急時代とほとんど変化ありません。分散式クーラーや、白地黒文字の表示幕という点も堪りませんね。


車端部には切り抜き文字を模したKHKの表記と共に、REVIVAL COLORと表記されています。ことでん譲渡後の大きな変化は連結部の転落防止幌でしょうか。旧型車ってこんなに隙間が空いているんですね。


ドア横には記念ステッカーが貼付されていました。0の数字が1000形の前頭部を模している点が素晴らしいですね。このステッカーを一般販売してくれないでしょうか?


京急色の1080形を撮影して大満足していると、同じく元京急の1070形がやって来ました。2本しか在籍していない貴重な車両で、京急の初代600形を改造したものです。ドア数が少ないので朝夕のラッシュ時のみの運用だそうです。レトロ車両を除くと現在のことでんで唯一のサボ使用車両らしいです。


更には元京王の1100形が1969年製造からの運行開始50周年記念のヘッドマーク付きでやって来ました。何気に貫通扉の表示機がLEDに更新されています。

この後は一旦瓦町駅に移動して志度線の車両を撮影した後、再び高松築港に戻って来ました。ことでんでの撮影を大満喫した後はマリンライナーで岡山へ向かいます。時間が余っているので立ち食いうどん屋で昼食を摂りつつ撮影に勤しみます。


停車中のアンパンマン電車です。3両編成と短いのも面白いですが、それにしても派手ですね。ちなみに車内放送も通常の放送の前にアンパンマンのオリジナル放送が入ります。


こちらは2編成しかいない希少車である2600系です。空気ばね式車体傾斜装置が採用されたのですが、南風号で走行する土讃線ではカーブが多く、傾斜に必要な空気の確保に問題が発生したため量産が中止されてしまいました。現在は比較的カーブの少ない高徳線専従で運用に就いているようです。こちらも迷列車に入ってしまうのでしょうか?


マリンライナーで岡山に着いてからはちょっと寄り道で新倉敷へ移動。長尾郵便局で新幹線の描かれた風景印をゲットしました。


新幹線に乗るべく岡山へ戻る途中に北長瀬駅に駅スタンプがある事を思い出して急遽途中下車。無事にゲット出来ました。スタンプには新幹線の車両基地が描かれていますが、ホームからは貨物ターミナルが見えるだけで新幹線の車両基地は見えませんでした。岡山からは新幹線で新横浜へ向かいますが、新大阪と京都で車内は満席に。名古屋で車内が大きく入れ替わるも変わらず満席。東海道新幹線の偉大さを思い知りました。

今回は途中地震に遭遇しましたが、運の良さでほとんど影響を受けずに無事に行程を完遂することが出来ました。満足のいく写真が撮れ、希少車両に出会えて大満足の旅行となりました。また数年後に新型車両のグリーン車を満喫すべく四国を訪れたいと思います。

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