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異色グルメに森林鉄道・のんびり中部周遊紀行3

こちらは赤沢森林鉄道の目玉である蒸気機関車「ボールドウィン」です。さすがに現在は静態保存ですが、車体は綺麗に磨き上げられています。特徴的な形をした煙突ですが、これは燃料に小枝を使用していた為に火の粉が舞うのを防ぐ目的があるそうです。


後ろから見ると足回りに対して車体が左右に張り出しているのがよく分かります。


資料館の脇には貨車たちが放置されていました。こちらは銀色のタンクが特徴的なタンク車です。燃料などを輸送していたのでしょうか?


森林鉄道最大の目的である木材の輸送に使われる貨車が積載状態で展示されていました。このような状態の貨車を多数連ねて走っていたのでしょうね。


森林鉄道を満喫した後は森林資料館を見学しました。周辺に生息する動物のはく製などもありましたが、気になったのはこちら。手前からヒノキ・アスナロ・サワラ・コウヤマキ・ネズコの木です。これら5種類の木を総称して木曽五木と言うそうです。かつて江戸時代に建築目的などで大量の木が伐採されて、木曽の森は危機的状況に陥ったそうです。その後尾張藩は木材保護政策を実施して森林を保護し、やがて木曽の森は復活して伊勢神宮の御神木を伐採する場所として指定を受けました。


木曽の森を存分に堪能して、バスで再び上松駅に戻って来ました。上松駅近くにある上松局の風景印には特徴的な煙突を持つ蒸気機関車が描かれています。上松駅からは313系に乗って松本へ向かい1泊しました。


最終日である3日目は松本→篠ノ井→軽井沢を経由して横浜へ帰ります。その前に途中の小諸で小海線に乗り換えて佐久平へ寄り道します。佐久平からバスに乗り換えて佐久局で風景印を頂きました。


「浅間山を外枠とし、長野新幹線あさま号と佐久平駅舎にコスモスを配す」とあります。既にE2系はあさま運用から撤退していますが、風景印の中では健在です。


小諸経由で軽井沢に移動して、横浜行の高速バスに乗車します。前日までの決済で2100円という格安で乗車出来るおすすめの路線です。高速バスの乗車記は別ページに掲載していますので是非ご覧ください。


途中渋滞なく定刻よりやや早く横浜駅に到着しました。京急リムジンバスのカラーはおしゃれで良いですね。横浜からは京急線に乗り換えて横須賀へ帰りました。
今回は秋の乗り放題パスを使って中部エリアを一周する旅行を楽しみました。前代未聞なグルメや森林鉄道など大満足の内容でした。次回は信越地方を旅行します。次の旅行記も是非ご覧頂ければと思います。

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