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いすゞプラザに行ってきた1

湘南台にオープンしたいすゞ自動車の博物館である「いすゞプラザ」に行ってきました。最新の車両から懐かしの車両まで様々な車両を無料で見学できるお得な施設です。湘南台駅からはシャトルバスが出ています。館内に入って受付を済ませると正面に一台のレトロなトラックがお出迎えしてくれます。


「ウーズレーCP型トラック」と言い、英国ウーズレー社と提携して大正13年に国産化した1.5トン積トラックです。日本の国産トラックのパイオニア的存在のようで、近代化産業遺産の認定を受けているとの事。


先に進むと巨大なジオラマが広がっていました。3年かけて制作したという「いすゞミニチュアワールド」のミニチュアの車たちは動く仕掛けが施されていて、自動車たちの1日の動きを観察する事が出来ます。車の動きの他に信号などの光も細かく再現されている本格仕様です。


流石に全ての車が動くわけではありませんが、時間の流れとともに刻々と変わる街の雰囲気に様々なタイプの自動車が動き回って見ていて飽きません。


いすゞと言えばトラック。集配センターではトラックやフォークリフトが頻繁に行き交っていました。


ジオラマの先に進むと車両展示ゾーンに出ます。いきなりマニアックな車両が登場です。いすゞでは自衛隊に納入するトラックの製造も行っており、こちらはSKWと呼ばれるものです。災害派遣の映像などでよく登場するかと思います。一般の自動車とは雰囲気の異なる武骨なデザインが結構好きです。


荷台を見学することも出来ます。幌で覆われた車内には簡素な椅子が設けられていました。この椅子に座っての長距離の移動は大変な事と思います。


運転席も飾りっ気のないシンプルなもので、先代路線バスのキュービックを思い出させるデザインになっています。


続いては路線バス「エルガ」の最新モデルです。従来型に比べて角ばった形状になり前面の行先表示などが見やすくなった印象です。燃料給油口が高い位置に移動したおかげで、腰痛持ちが多いバス運転手に好評だとか。


車内は従来型に比べて窓が大きくなり開放感が増しています。座席は全席前向きになっていて、左側の座席を折り畳むことで車椅子の乗車も可能です。なお燃料タンク移設の関係で最前方左側の座席(通称:ヲタ席)が無くなっています。オプションで左右逆にすることもできますが、ヲタ席の消滅はちょっと残念です。

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