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謎の激安ツアーで広島・呉探訪記1

とある日、旅行に行こうとツアーを検索していると、新横浜~広島新幹線往復+駅前ホテル一泊付きで2万ぽっきりという衝撃的な値段のツアーを発見Σ(゚д゚;)
特に目的は無いけどとりあえず申し込んで、それから計画を立てた次第。格安ツアーにありがちな新幹線の時間限定も無く、新横浜8時台の新幹線で広島に向かいます。


広島からは呉線に乗り換えて呉に向かうのですが、ちょうど導入間もない新型車両に乗れました。国鉄廣島と揶揄されていた広島支社に入った期待の新車です。ただ車両としての完成度は高いのですが、両数削減により混雑が増したとの不評も聞かれ賛否両論なようですね。

呉に到着して早速向かったのは、旧海軍墓地・長迫公園です。海軍で活躍していた艦艇の慰霊碑が建立されていると言う事で、艦これユーザーの端くれとして興味がありました。現地には艦これでお馴染みの各艦艇の名前を見つける事が出来ました。


こちらは駆逐艦島風の戦没者碑です。島風に限らず公園内にある碑はどれも綺麗に手入れがなされています。ささやかながら日本酒をお供えさせて頂きました。


潜水艦の潜望鏡が一緒に保存されている碑もありました。

続いて海上自衛隊の呉地方総監部を見るべくバスで移動します。東の横須賀、西の呉と言われる重要な拠点となっている呉には多彩な艦種の艦艇が停泊していました。


海上自衛隊の中でも秘密のベールに包まれた海洋業務群に属している音響測定艦ひびきです。奥には同型艦はりまもいますね。海自唯一の双胴船型の本艦は、米海軍が開発した音響観測システムを使用して敵艦船の音響データの収集を目的にしています。


奥の岸壁には潜水艦が停泊していました。艦名はわかりませんが、手前の艦の艦橋が台形をしているのに対して、奥の艦は長方形をしているので別艦種かと思われます。その奥には掃海母艦ぶんごが停泊していますが、さらに奥にはシンガポール海軍の揚陸艦レゾリューションが来日していました。もっと近くで見たかったですが近寄れなかったのが残念です。


この潜水艦桟橋周辺には歴史を感じる赤レンガ造りの倉庫が複数点在していました。


潜水艦桟橋からさらに歩くと、輸送艦おおすみが停泊しています。海自初の全通甲板を採用していて、箱状の艦内にあるウェルドックにホバークラフトのような輸送艇LCACを2隻搭載しています。LCACで砂浜などに上陸して物資・人員の輸送を行えるので東日本大震災でも大活躍しました。個人的にお気に入りの一隻です。


バスで呉駅に戻る途中に撮影したのですが、巨大なドックの中に護衛艦いなづまがメンテナンスを受けていました。いなづまは全長151メートルと決して小さい艦では無いのですが、如何にドックが巨大かお分かり頂けるかと思います。

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