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地元の魅力を再発見 YOKOSUKA軍港めぐりに乗船1

存在は知っていたものの微妙に高いなぁ、と思っていた「YOKOSUKA軍港めぐり」。2月に限り横須賀市民半額キャンペーンを開催していたので、確定申告の帰りに思い出して参加してみました。


京急線汐入駅の近くにある汐入桟橋から乗船します。画像右側が米軍の敷地になっていて、これから右側の米軍施設や左側の海上自衛隊横須賀基地を眺めながら、正面奥にある島を一周して戻ってくる45分のクルーズです。


到着したこの船に乗船します。平日にも関わらず30人近く乗船していました。休日には殆どの便が予約で満席になっているのも納得です。2月で風がとても冷たいですが、頑張って屋上のデッキに乗り込みます。


出航して早速見えて来たのは自衛隊の潜水艦と米海軍のミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」です。ここは自衛隊と共同利用しているので、日米の艦船が同時に停泊している姿が見れるとの事。因みに手前にある自衛隊の潜水艦ですが、他の艦船と違って船体に何も書かれていないので正確な名前は分からないそうです(もちろんそれが狙いなんだとか)


こうして間近で見れるのも軍港めぐりならでは。前面についている八角形の板がイージス艦の要になるレーダーだそうです。この他にも多くのイージス艦が停泊していました。


随分地味な感じですが、これは宿泊艦APL-40と呼ばれる宿泊設備だそうです。退役した艦船を改装して兵士の宿泊施設として使用しているそうで、最大1,000人収容出来るとの事。エンジンなどが撤去されているので自走出来ないそうです。長崎にホテルシップなんてのがありましたね。


こちらは手前がミサイル駆逐艦「マスティン」、奥が護衛艦「みょうこう」です。日米のイージス艦が並んで停泊している姿は珍しいそうで、日米合同で行われる訓練の為に「みょうこう」が母港の舞鶴から横須賀に寄港しているとの事。自衛隊の船に比べて米海軍の船の方が色が明るく見えますが、これは海の色に合わせて船を見え難くする為だそうです。日本の海は「黒潮」という言葉があるように海の色が黒に近く、逆にアメリカの海は日本ほど黒くは無いので船体の色に差があるんだとか。


その他にも横須賀基地には多くのイージス艦が停泊しています。この日は全部で11隻停泊していましたが、これは世界のイージス艦総数の1割に相当するそうです。地元が凄い街なのだと思わず感じた瞬間でした。

米海軍の数々のイージス艦を眺めていると、その奥に一際大きな艦船が停泊していました。ニミッツ級航空母艦「ジョージ・ワシントン」です。


全長は東京タワーと同じ333m、乗員は約6,000名、80機以上の艦載機を搭載しているそうです。修理中で艦橋などにカバーが掛けられていますが、その存在感は尋常ではありません。


日本初の原子力空母配備となり、当初地元では反対運動が起こりました。自宅からでも抗議デモの声がよく聞こえていました。一度空母に乗船してみたいですが難しそうですね。


「ジョージ・ワシントン」の前を通過すると、一度横須賀本港から吾妻島を回って長浦港に向かいます。吾妻島は米軍の吾妻倉庫地区に属しているので一般人は上陸出来ません。島の裏側にはタンカーから燃料を積み下ろす為のものと思われる設備が設けられています。

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