僕が長崎を訪れた理由　長崎舞台探訪記４

最終日の3日目はフェリーで上五島に渡ります。朝6時半の船なので結構早起きとなりました。

見た目が既に怪しい感じですが、このフェリーで2時間45分の船旅です。高速船に比べて所要時間は2倍近く余計に掛かりますが、運賃が半額以下で済むので迷わず選びました。

船内の旅客スペースはこの雑魚寝4区画とトイレ・自販機コーナーのみです。他の乗客は既に熟睡状態でした。出航して30分程で揺れが増して早くも船酔い状態に。気を紛らわせようと、試しにうつ伏せになって寝てみるとさらに悪化orz

拷問のような船旅から開放されて有川港に到着。空港のようにPBBも装備した豪華なターミナルです。ここから頭ヶ島教会行きのバスに乗って40分。山と海に挟まれた集落に到着しました。

バスの転回場と民家が10件ほどあるだけの静かな場所です。

この坂道を下って来ました。車無しでは決して生活出来ませんね。

綺麗に整備されている歩道の先に、今回の旅の真の目的地である教会が見えています。東京から飛行機・バス・フェリーを乗り継いだ末のゴールは感慨深いものがありますね。

今回の旅のゴールである頭ヶ島教会に到着です！周りには車で訪れていた観光客が2人居るだけでとても静かな場所でした。教会は石造りになっていて、堅牢かつ重厚な雰囲気を感じさせます。山と海に挟まれた辺境のような場所ですが、とても綺麗に手入れされていました。

教会は奥に細長く造られています。教会の内部は興味本位で入るのは失礼かと思って、そっと外観を見学させて頂きました。

石造りの建物を見る機会があまり無かったので、とても新鮮に感じました。教会の撮影を終えてからバス停そばの坂を下っていくと、とても綺麗な海が広がっていました。

波の音だけが聞こえる良い雰囲気の場所が貸し切り状態で満喫出来ました。あっと言う間に帰りのバスの時間になったので、名残惜しいですがお別れです。

帰りは時間の都合で高速船に乗ったのですが、これで4000円かよｗ
見た目は残念でもフェリーの半分の所要時間で、あっと言う間に佐世保に帰って来られました。
今回は東京～長崎のスカイマークが1万円という格安価格で取れたので長崎旅行を決行したのですが、上五島行きの船が大きな痛手となり、合計では結構な出費となってしまいました。それにしても近年の遠征では殆どスカイマークのお世話になっているのですが、そろそろマイレージ制度が出来ると嬉しいですね。

←【その３】へ