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日本最北の舞台探訪記1

北海道大好きな私が約3年ぶりの北海道旅行に行ってきました。今回は日本最北端の稚内・宗谷岬を目指した2泊3日の旅行です。イベント列車の指定席が取れずに出発日が突然変更になったり、途中の行程が何度も変更になったり、相変わらず落ち着きの無い慌しい準備となってしまいました。羽田からのスカイマーク便で新千歳に着いて、まずは札幌に移動する為に快速エアポートに乗ります。


特に何も考えずに指定席を購入したのですが、始発だから待てば座れるじゃないかorz
ま、まぁ車内で駅弁食べたいから、テーブルのある指定席に座るのは普通でしょ…と理由をつけて自分を納得させます。札幌着く時には自由席は満員だったので300円の投資は無駄ではなかった、と思いたい。


指定席は背面テーブル付きリクライニングシート&大型荷物置場で空港連絡列車としては必要十分な仕様です。しかもシートピッチが広いので快適です。窓割りが合っていないのが残念ですが。


編成中程に連結されていた増備車。従来車に比べてデッキが無くなって広々としています。カラーリングもこっちの方が好み。

札幌からは稚内行きのサロベツ号に乗車しますが…


この日は「まんぷくサロベツ号」としてノースレインボー車両での運行です。車内販売では沿線の名産品を多数搭載して購入出来たり、豪華景品の当たる抽選会などイベント盛り沢山でした。事前に北海道の予約センターに電話予約をして先頭展望席を確保しました!


北海道らしい大自然を一直線に線路が伸びている様子は、見ているだけで楽しくなりますね。
しかし名寄のあたりで隣に生臭い悪臭を放つオヤジが乗り込んできたので止むを得ず自由席に移動。こちらの方がかなり空いていたので、ゆったりと静かに列車の雰囲気を楽しむ事が出来ました。


3号車の1階にはラウンジがあって自由に寛げます。こちらで奥の売店で購入した鶏めしなどを頂きました。雄大な自然を眺めながらの食事は美味しさ倍増ですね。今夜の宿のある南稚内まであと10分ほどの所で突然減速。急に景色が変わったので外をよく見ると…


木々に囲まれていた景色が突然途切れて、広い海のその先にとても立派で美しい山が見えました。たまたま写った左の看板には利尻富士と書かれています。サービスで減速してくれたんですね。30秒も経たずに景色は再び木々に覆われてしまいましたが、最後にとても美しい贈り物を頂きました。

南稚内で列車に別れを告げて、今宵の宿に荷物を預けると、部屋の地図に景色の良い展望台への道順が書かれていたので買い物ついでに行ってみる事に。今なら綺麗な夕焼けも見えますよ、と宿の方に見送られて徒歩5分。駅の裏手にある階段を上っていくと、稚内市内が一望できる丘に着きました。


この写真には写っていませんが、稚内防波堤ドームなども見る事が出来ました。東京では蒸し暑かったスーツが札幌では涼しく、稚内では肌寒く感じました。改めて遠くへ来たのだと実感した次第です。明日はいよいよ宗谷岬へ向かいます。

【余談】この日泊まった旅館がプレハブ構造の建物だったので、隣室の人が部屋を歩くとこちらに震度1の揺れが伝わる素敵仕様。しかも部屋の冷蔵庫の電源を切ろうとスイッチを回すと、スイッチが取れるという事態に。今までで一番のハズレ宿でしたorz

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