raidendo


スマホ用メニューは右上の三本線アイコンです

18きっぷで行く岳南電車訪問記1

以前から気になっていた岳南電車に乗るべく、18きっぷを使って行って来ました。出来るだけ座れそうな電車を選んだので、途中駅で無駄に待ち時間がある効率の悪い行程となっています。横浜から小田原行きに乗って、平塚始発の熱海行きに乗り換えます。5両編成なのでドアが開いたら瞬殺で席が埋まりました。G車が無い旨のATOS放送は新鮮ですね。無事に席を確保して熱海まで仮眠。


熱海では1本見送って26分の待ち合わせで島田行きに乗り継ぎ。時間があるので立ち食いそばを食べたり伊豆急車を撮ったりしました。6両ですが後ろ3両は伊豆高原止まりです。


接続が悪いのか9時6分発の島田行きはガラガラでした。後ろ3両の313系の方が人気があるみたいで211系側は空いていて快適に吉原まで眠れました。この写真を撮った直後に奥のホームに沼津発東京行きが到着したのですが、G車が満席近くまで乗っていて驚きました!そんなに需要あるなら直通増やしても良いと思うのですが、新幹線に誘導したいんだろうなぁ。


熱海から40分ほどで吉原に到着。駅の周りは工場ばかりで独特の雰囲気が出ています。駅前には大きな駐輪場があるので通勤需要はそれなりにあるようです。


駅舎は立派な大きさですが、旅客用の空間は必要最低限で質素な雰囲気です。どちらかと言うと貨物メインの駅だったのでしょうか。構内には錆付いた線路が多数残されていました。

吉原駅でJRから岳南電車に乗り換えます。連絡改札もありますが岳南電車の駅舎を見たいので外から回って改札口に向かいます。


あまりにも人気が無くて本当に現役なのか疑いたくなる様な雰囲気です。


JRとの連絡改札には簡易改札機が設けられており、磁気券とICカード利用者のみが対象になります。こちらの改札にはJRの窓口や券売機が無いので、岳南電車の窓口でJR線の乗車券を発売しています。ですが発売している乗車券が全て硬券なので改札機に通せません。なので岳南電車からJR線へはこの改札機を素通りして乗り換えます。これならJR東日本で使っているようなIC専用簡易改札でも良さそうなのですが。


ホームから改札までは段差が無く一直線に繋がっています。2番線側の足元には富士山ビュースポットなるステッカーが貼られています。ここに立つと富士山が良く見えるというものです。夏はなかなか見られないようで、この日も雲に隠れていました。


そして到着した1両編成の電車に乗って岳南電車の旅がスタートします。富士山の世界文化遺産登録を記念したヘッドマークが、前後で異なるデザインで取り付けられています。

【その2】へ→


<< 前のページに戻る

↑ PAGE TOP