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寝台特急あけぼの号で行く青函乗り鉄紀行1

今回の旅は寝台列車で青森へ向かいます。出発する上野駅13番線には既にグループ客や家族連れで賑わっていました。列車は連休初日という事もあってか満席との事です。昨今の夜行列車事情を考えると頼もしい限りですね。


今晩お世話になるあけぼの号をけん引するのはEF64-1030号機でした。ヘッドマークが頼もしいです。1030号機は連結器が双頭になっているのが特徴です


今回は運よく個室を取ることが出来たのですが、その個室がとにかく狭い!上段なのでスーツケースを持ち上げて個室内に持ち込むと、足元のスペースが非常に狭くて身動きをとるのが難しいほどでした。

眠れずにいると列車は長岡駅に到着しました。長岡では機関車の交換作業が行われます。すると隣のホームに金沢からの上野行き急行能登号が到着したのですが、見てみるとガラガラでした。同区間を運行する寝台列車の北陸号はそれなりに乗車しているようなので、座席の夜行列車には抵抗があるという事でしょうか?北陸号に座席車を連結して一本化したほうが効率的に感じました。


翌朝、秋田駅で駅弁の立ち売りから朝食を確保しました。食後にのんびり横になって二度寝していると終点の青森に到着です。長岡からはEF81-136号機がけん引していました。こちらも双頭連結器を装備していました。


一晩を共にしたあけぼの号に別れを告げて、八戸行きのスーパー白鳥14号に乗り継ぎます。三沢で折り返し「きらきらみちのく下北」号に乗り継いで大湊へ向かいます。


1・3号車は1+2列のリクライニングシートですが、自分の乗車した2号車はボックス席になっていました。ボックス席の座面は畳になっていて、座布団の上に座る和風な造りになっていました。ボックス席を独占できたので、陸奥湾の眺めをゆったりと楽しむことが出来ました。


大湊からはバスで脇野沢に移動します。そこから更にフェリーに乗船して蟹田を目指します。貸切バス3台が到着してので船内はそれなりに賑わっていました。


出港してしばらくすると面白い形をした岩が見えてきました。クジラのように見えませんか?


蟹田港から歩いて蟹田駅に移動して、スーパー白鳥19号に乗車して青函トンネルの向こうにある函館を目指します。蟹田からそれなりに乗車があったのですが、自由席は結構空いていました。

函館駅に到着すると妙に駅前が混雑していました。近くにいた警備員さん曰く花火大会が開催されるとの事。残念ながらあけぼの号での睡眠不足で疲れ切ってしまい、花火の鑑賞は断念してホテルにチェックイン。夕食をルームサービスで済ませてベッドに横になっていると花火の豪快な音が。カーテンを開けてみると大輪の花火を目の前で見る事が出来ました。ちょっと得した気分ですね。

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