サンライズ出雲でRAILWAYSの舞台を訪ねる2
出雲そばを満喫した後は国鉄の旧大社駅に向かいました。ローカル線の終点とは思えない堂々とした風格の駅舎ですね。かつては大阪や東京から参拝客向けの直通列車が発着していたようです。
駅舎内は静寂に包まれていました。木造の切符売り場なども重厚な雰囲気ですね。脇にある待合室?には駅で使われていた鉄道用具が展示されていました。
駅構内には蒸気機関車が停車していました。元々は出雲大社内に展示されていたものを移設したそうです。構内が広いので、機関車1両だけというのはちょっと寂しいですね。
再び出雲大社駅に戻って、駅構内で展示されている日本最古級の電車「デハニ50形」を見学します。オレンジ一色でシンプルな雰囲気です。乗務員扉も無く客用扉は驚きの手動です。
車内に入ると、壁や床・天井・窓枠等々…至る所が木製です。一直線に伸びるロングシート、連なる窓、シンプルですが味わいのある車内ですね。
この車両、デハニという事で荷物室も設けられています。手前が客室で奥に運転室、その間の空間が荷物室になっています。ちなみに現在でも一畑電車では手荷物託送サービスを行なっています。
出雲大社からは川跡で乗り継いで松江しんじ湖温泉駅に移動、更にそこからバスに乗り継いで松江駅からはJRで鳥取を目指します。米子までは快速列車で移動します。キハ126系は徹底的に省力化が図られた車両で、切妻形の先頭形状や車内の荷棚などあらゆる部分で省力化が見られます。車内の写真を撮れなかったのが残念です。
米子からは特急列車で一気に鳥取へ。キハ187系も省力化が図られた車両で、前面は同じく切妻形ですね。特急型車両としては正直粗末な見た目ですが、何気に振り子付き車両で山陰本線を爆走します。
翌日は鳥取砂丘を見に行きます。駅前からバスで鳥取砂丘へ。
砂丘の丘に上ったところで撮影しました。砂丘というのは平坦でどこまでも続いていく…という印象があったのですが・・・
画像では分かりにくいですが、実際にはかなり急な丘を上った先で撮影しました。振り返ると奥の方にレストハウスなどが見えます。
鳥取からはスーパーはくとに乗って神戸にやって来ました。神戸はPCゲーム「FORTUNE ARTERIAL」の舞台という事で撮影にやってきたのですが、まさかの改修工事中で見られず…。予定よりかなり早い便の新幹線に大人しく乗って帰りました。
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