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サンライズ出雲でRAILWAYSの舞台を訪ねる1

今回は映画「RAILWAYS」の舞台になった島根県の一畑電鉄を訪ねるべく、サンライズ出雲を利用して山陰エリアを旅行しました。今回は奮発してA寝台個室「サンライズデラックス」を確保しました。というのも秋葉原駅の窓口で寝台券を発券してもらおうとした所、なかなか希望の車端室が見つからずに「シングルデラックス?なら空いてますけど」と唐突に言われ(あのプラチナチケットが取れるのか!)と思わず「それでお願いします」と言ってしまったのがきっかけです。


早速個室に入ると、そこには鉄道車両とは思えない豪華な客室が出迎えてくれました。右には大型のテーブル、中央には大型の鏡と洗面台、そして左にはベッドが備えられています。2階建て車両ですが、身長170cmの自分でも立ったまま着替えが出来て狭さを感じさせません。コンパクトながら必要十分な設備で、現代版走るホテルと言えるかもしれません。


テーブルはノートPCとPCバッグに食事を置いても十分余裕があります。下手なビジネスホテルより大きいテーブルですね。ただし残念ながらテレビはありません。


アメニティも充実しています。ビジネスホテルの洗面台に置かれているものと同等ですが、シェービングクリームや化粧液もありました。更にタオルと使い捨てスリッパも付属していて持ち帰りは自由です。そしてA寝台利用客にはシャワーカードが付属してくるので、車掌氏から購入する必要なく必ずシャワーが浴びられます。車内の案内ははがきになっていました。かつてはパンフレットがあったのですが変更になったようです。

車内設備は非常に素晴らしいのですが、この列車は深夜帯に120キロ以上で全力疾走するので、ベッドに横になっても体が遠心力で揺さぶられてあまりよく眠れませんでした。出雲市には寝不足のまま到着した次第です。


出雲市では慌ただしく一畑電車に乗り換えて伊野灘駅に向かいます。映画RAILWAYSの主人公「筒井 肇」の実家の最寄り駅で登場した駅です。乗車したのは転換クロスシートの5000系です。


車内はセミクロスシートで、2人がけは小田急NSE車からの流用品、1人がけは転換クロスシートという独特の車内構成になっています。


伊野灘で降りると見覚えのある景色ばかりで、まるで映画の中に居るような不思議な気分です。夢中でシャッターを切っていると雨が降って来たので、早めに切り上げて出雲大社へ向かいます。


途中の川跡駅で出雲大社行きに乗り換えます。ここでは3方向に向かう列車が顔を揃えます。


駅から10分ほど歩いて出雲大社の本殿に到着です。訪問時は建て替え工事中で仮本殿での参拝となりました。参拝の後でおみくじを引いたのですが、吉凶で書かれていないので少々戸惑いました。とりあえず悪い運では無いようなので一安心しました。しかも「旅行=良い」と書かれていたのは嬉しい限りです。


参拝の後は出雲大社の近くにある「やしろや」さんで名物の出雲そばを頂きました。3段割子で700円とリーズナブルでした。非常に美味で2段お替りしてしまいました。大満足です。

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