ゲキ★ヤス土日乗り放題きっぷで行く惜別乗車の旅１

前回のゲキ★ヤス旅行で乗れなかった列車を制覇するべく今回も入念に準備したのですが、切符の手配が終わって暫くした後、あそ1962・ゆふDX・485系の引退が告知されてビックリ！意図せずに惜別乗車になってしまいました。

羽田から飛行機で長崎に入り、まず向かったのは九州最古の喫茶店と言われている「ツル茶ん」でトルコライスを頂きます。

今回は坂本龍馬に因んだ「Ryomaトルコ」を頂きました。「ビフカツに特製龍馬ソース、和風海鮮スパの和洋折衷」との事です。長崎に来たら是非味わいたい一品です。

満腹になった後は大浦天主堂周辺を徒歩で散策することに。一面の青空の下を歩くのはとても気分が良いものですね。長崎は坂の街という事で至る所に急坂があります。散策のつもりがハイキングのような体感になるかも。

確か斜行エレベーターの頂上から撮影したと思うのですが、長崎の街並みが一望できます。山の上のほうまでギッシリ家々が立ち並んでいる様子が分かります。

一通り観光を楽しんだ後は高速バスで福岡に向かって一泊しました。この時泊まったホテルが最悪で、窓を完全に閉めても隙間から外の音が入ってきて煩くて眠れないという状況でした。眠るときまで気づかずに、今更フロントに連絡するのも億劫だったので我慢して眠ることに。以降のホテル選びには一層慎重になりました。

いよいよ今日からゲキヤスきっぷで九州の鉄道を乗り尽くします。博多からリレーつばめで熊本までやって来ると、駅にはSL人吉が停車中でした。今回はこちらには乗車しません。

乗車するのはこちらの「あそ1962」号です。運行される車両が1962年製な事から付けられた名称で、熊本～宮地間を運行しています。この年の12月をもって引退することになり、乗車時には記念乗車証が貰えました。

車内はリニューアルが施されていますが、新旧の融合といった感じで全体的に国鉄時代の雰囲気も残しています。荷棚が網という点も見逃せません。快速列車なので指定席券の追加で利用できます。

途中の阿蘇駅で折り返して熊本駅に戻ってきました。JR九州は普通列車もおしゃれですよね。熊本からはリレーつばめと新幹線つばめを乗り継いで鹿児島中央に向かいます。

鹿児島中央からはド派手な国鉄型特急車両に乗車します。こちらは九州新幹線全通で余剰となる787系に置き換わる事が決定しています。今回の旅で2本目の惜別乗車です。

車内はあそ1962と同様に国鉄型の雰囲気を残しつつ大規模なリニューアルが施されています。白黒ドット柄の床に黒系の座席がオシャレです。ちょっと派手過ぎかもしれませんが。

霧島神宮からは逆方向の列車に乗って鹿児島中央に帰ります。帰りの編成は座席モケットが深緑色でした。こうした細かな違いを見つけるのも楽しいですね。今夜は鹿児島中央駅近辺のホテルに宿泊です。ごく普通のビジネスホテルでしたが、部屋にマッサージチェアが備えられていて無料で使い放題という面白い部屋でした。

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