コミケに使える交通機関を乗り比べてみた1
今年の夏コミでコミケ初参加を果たしたのですが、その際に東京ビッグサイトへのアクセス手段に興味があったので実際に乗車して確認してみました。検証したのはりんかい線・ゆりかもめ・東京BRT・リムジンバスです。
その前に乗車しておきたい路線があったので京急で羽田空港へ向かいます。りんかい線の大崎駅へ向かう空港連絡バスに乗車します。大崎駅線は2016年に運行を開始した路線で、当初は13往復とそれなりに力の入ったダイヤ設定でした。しかし当初から乗車率は良くなかったようで、2020年には大井町線と統合されて大井町駅を経由する運行系統に再編されました。しかしその後も緩やかに減便が続き、2024年現在では下り5本上り3本にまで縮小されています。今回は唯一日中に運行される羽田空港第3ターミナル11時10分発の便に乗車しました。バスは第3ターミナルから私1人だけを乗せて発車。第2からは12人、第1からは6名乗車で合計19名で大井町方面へ向かいます。
空港中央から高速道路に流入しますが流れは悪く低速での走行が続きます。その後大井南で高速を流出して一般道へ移りますが、こちらもやや流れが悪かったです。一般道は生活道路のような細い道を縫うように走行していきます。そして大井町駅にはほぼ定刻の11時49分に到着。ここで一気に17名が下車しました。大崎まで乗り通す客は少ないだろうと思っていたので、自分以外に1名いたのには驚きました。
大井町駅からは一般道をひた走り大崎駅東口の目の前を通過後に陸橋で反対の西口バスターミナルへ向かいます。終点の大崎駅にはほぼ定刻の12時12分に到着しました。大崎駅のバスターミナルは開設当初は成田空港行きのバスも発着していましたが、コロナ渦による無期限運休となって以降は陰の薄い存在となりました。現在は羽田空港行き以外には路線バスとウィラーの夜行便が少数利用しています。自分が到着した時は高速バスの発着が一切ないはずの時間でしたが、その割にやたら地上スタッフが多かったのは意外でした。隣の乗り場にはウィラーのバスが停車中でしたが教習中だったのか謎です。
りんかい線(大崎12時27分発→国際展示場12時41分着)
大崎駅からはコミケ輸送の主力となるりんかい線に乗車して国際展示場駅へ向かいます。大崎始発だったので車内はガラガラでしたが、次の大井町駅で一気に満席となりました。京浜東北線や大井町線からの乗り換え客が相当多いのでしょうね。大半が行楽客のようでしたが、意外にも東京テレポート駅での降車は少なく、逆に国際展示場ではまとまった降車が見られました。それでも車内にはそれなりの乗客がいたので新木場からさらに乗り継ぐ乗客の多さを感じました。
コミケでは毎回大混雑する定番交通機関ですが、その割に近年は増発列車の運行を行っていません。これは相鉄JR直通線の運行開始に伴う大崎駅の線路容量不足があるのかもしれません。大崎折り返し時には長時間ホームを占有するため設定が困難なのではないかと思われます。しかし増発列車の折り返しを新宿や池袋にするとりんかい線だけでなくJR線でも乗務員を別途確保する必要が生じます。りんかい線をJRが買収してくれれば解決しそうですが難しいでしょう。コミケ閉場時には駅構内に入場するだけで長蛇の列に並ぶ必要があります。
東京BRT(国際展示場13時20分発→新橋13時35分着)
国際展示場からは近年コミケ輸送で注目を集めている東京BRTに乗車します。バス停は国際展示場駅ロータリーに設けられています。バス停に屋根がないのが残念ですが今後設けられるのでしょうか?本来は13時35分発の連接バスに乗車する予定でしたが、前日の発表で乗車当日と翌日の2日間が一般車両による代走を実施と告知されていたので予定より1本早いバスに乗車します。
乗車したのはトヨタSORAという燃料電池バスでした。非常に静かで車内にはUSBコンセントも設置されていました。国際展示場からは4名が乗車して発車。次の有明テニスの森からは8名乗車し、さらに豊洲市場前からは一気に16名乗車と大盛況です。そして勝どきBRTでは3名下車9名乗車しました。停留所が少なく交差点を回避する陸橋やトンネルを通過するためストレスは少なくかなり快適でした。終点の新橋には定刻通りの13時35分に到着しました。新橋バス停はJR線からはやや離れていますが、都営浅草線からは地下通路とエレベーターで直結しているので雨に濡れずに移動できます。
コミケ開催時には大規模な増発が実施されて、特に午後は国際展示場から新橋までノンストップの直通特急が運行されます。しかしそれでもバスの輸送力では鉄道には及ばずバス停には行列ができます。それでもりんかい線の行列に並ぶより早くビッグサイトを離脱出来そうではあります。コミケ当日は朝7時過ぎのバスでビッグサイトへ向かいましたが、既にバス停では係員氏が列整理を行って混乱はなく、1台見送って次のバスに余裕で着席できました。
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