東京消防庁 消防技術安全所に行ってみた1
年一回開催される東京消防庁 消防技術安全所の一般公開に行ってきました。普段目にする機会の少ない特殊車両が多数展示されていて興味深い一日となりました。
まずはじめに資材搬送車です。荷台の部分をコンテナごと積み替える事で、必要な資材を迅速に積み替え・搬送が可能になっています。この車両には粉末消火薬剤放射装置が積載されていました。
通常のABC火災事案や金属火災事案で必要となる消火薬剤を搬送できるようになっていました。
同じく資材搬送車ですが、こちらは救出ロボットを搬送するためのコンテナを積載していました。このように必要に応じて積み替えが出来るのが特徴です。
こちらは整備工場工作車です。出場中の消防車が故障した際に現地での修理を行うための車両です。
搭載されている資材など詳しくは見られませんでしたが、重量物の移動に使うであろう小型クレーンが装備されていました。車両の左右と後方には展開式の屋根が設けられています。
見た目は普通のポンプ車のようですが、排煙高発泡車という火災の煙の排気と窒息消火に有効な消化泡を発生させる車両です。
車両後方から蛇腹式のホースを出して使用します。建物内に充満した煙の排気や、消化泡を発生させて消火活動を行ったり1台で2つの作業が行えます。
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