2270系 たま電車
和歌山電鉄貴志駅の駅長であるたまをモチーフに改造されたのが、リニューアル電車第三弾のたま電車です。車体外装には沢山のたま駅長が描かれていてとても賑やかです。
後の改造で車両前面上部に猫耳が追加されています。
内装も三毛猫をイメージした色彩でデザインされています。吊革なども含めて木材を多用して温かみのある車内になっています。
車端部には絵本などが収められた本棚が設けられています。電車内に本棚とは随分斬新な発想ですね。ただし子供たちが手にできる高さではない点が残念かな?これは親子で読み聞かせができるという解釈が宜しいかと。
もう1両はさらに座席の形状が独特なものになっており、見ていて楽しくなりますね。座り心地は犠牲になってしまいますが、和歌山電鉄の乗車時間では大して問題にはならないかと。
こちらの車端部にはさらに大型の本棚が設けられていて、もはや走る図書館です。絵本や漫画本などが並んでいて、私も実際に読ませて頂きました。まぁ楽しいのは確かなのですが、走行中の激しい上下動で読んでる途中で酔いそうになってしまいました。今後は保線にも力を入れて欲しいですね。