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デ1350形

神戸電鉄1000系列の中でも初めて新製時より冷房を搭載しているグループです。貫通扉に種別と行先の表示機が縦に並んだ独特の仕様で、屋根上中央には前照灯が2つ並んでいます。全体的にレトロな雰囲気が堪らなく好きです。


車内は実に質素な雰囲気で、座席の袖仕切りはパイプのみとなっています。天井を見上げると端の部分が丸みを帯びています。


座席はバケットタイプではない昔ながらのロングシートです。側窓は今となっては懐かしい2段窓となっています。カーテンはロールカーテンが採用されています。


車端部には優先席とフリースペースが設けられています。車齢的にフリースペースは改造で設けられたものと思われますが、違和感を全く感じさせない丁寧な仕上がりとなっています。


優先席はステッカーによる区別のみで、シートモケットは一般席と同様です。


デ1350形は2両を2本繋いだ組成となっていて、中間となっている運転台は中間車化改造が施されています。転落防止ホロの設置と前照灯及び尾灯の撤去がされました。運転室は残存しているので内装に変化はありません。

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