2000系

新線開業に際して導入されたのが2000系です。3両3本と4両2本の計17両が導入されています。前面は左右でガラスのサイズが異なっていて、左側のガラスの下限を下げる事で前面展望に配慮しているのでしょうか？

外観に反して内装は随分レトロな雰囲気です。座席の袖仕切りが低い事や握り棒がほとんど無いので開放感はあります。内壁は淡い色の木目調となっています。

座席はごく普通のロングシートで、おそらく8人掛けと思われます。関西の鉄道車両は袖仕切りが低いパターンが多い気がします。日除けはカーテンではなく下から持ち上げるヨロイ戸となっています。

車端部には優先席が設けられています。貫通扉の大きめの窓に加えて、妻窓も設けられているので閉塞感は感じません。

優先席も一般席と同一のモケットを使用しています。つり革の色も同じく白色で、壁面とガラスに貼付されているステッカーが優先席であることを示す唯一のものとなっています。