3050系3次車
山陽電鉄の車両の中でも古参にあたるのが3050系です。製造時期によって仕様が異なり、今回取材した3060編成は3次車に該当します。1977年の製造ですが、2013年にはリニューアル工事を受けているので車体は綺麗な状態です。
車内は実にシンプルな構成です。消火器がドア横に設置されている点が特徴ですが、立客からすれば正直邪魔な気が…。
座席はバケットタイプでは無いので正確な人数はわかりませんが8人掛けと思われます。側窓はユニットサッシへ交換されているのでスッキリして見えます。
車端部には車いすスペースが新設されました。この部分の袖仕切りだけ5000系で採用されているような物が使われています。また貫通扉は窓の大きなタイプへ交換されています。
車端部の側窓は2段開閉窓2列から大きな1枚窓に交換されて開放感が増しています。優先席のモケットは青系統となっています。