8600系
京都・奈良線系統で古参になるのが8600系です。登場時から冷房装置や前面行先表示機を搭載しています。阪神線への直通には対応していないので近鉄難波までの入線です。
車内はB更新が施工されていますが、全体的に古めかしい雰囲気です。袖仕切りは簡易的なパイプ式で、車内が広く感じます。
座席は7人掛けですが、区分するものは何もありません。B更新を施工された車両の中でも後期グループは握り棒の追加で6人掛けに変更された編成も存在するそうです。
車端部には優先席が設けられています。妻面の貫通路は両開き式となっている点が特徴です。妻窓を含めて窓が多く開放感があります。
優先席のモケットは灰色となっています。優先席部はつり革が交換されています。