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2610系

長距離輸送のサービス向上を目的に製造されたのが2610系です。元々はオールクロスシートであったのですが、後にロングシートへ改造されています。


クロスシート時代の痕跡は一切感じさせない内装は、合計で2度の更新工事を受けています。1970年代の製造だとは思えないくらい状態は良好です。


座席モケットは最新車両と同等のものに交換されています。袖仕切りはパイプ式のシンプルなものです。


車端部はシンプルな雰囲気で、特に妻面は妻窓も広告枠もありません。


優先席のモケットも最新車両と同等のものに交換されています。こちらは3人掛けと思われます。


長距離運用に備えてトイレも設置されています。通路を挟んで左右でドア横のスペースに僅かに差が見られます。この区画では優先席は片側のみ設定されています。


登場時の面影を比較的残しているのが、トイレの対面に位置するボックス席です。通路側に肘掛けが無いのが特徴的です。ロングシート化の際に若干シートピッチが拡大したそうです。


基本的に車端部は3人掛けロングシートですが、トイレに隣接している車端部のみ5人掛けとなっています。そのため他車両と比べて奥行きを感じます。


ドア横のスペースにゆとりがあります。通勤型車両だけでも車両によってドア位置がバラバラなので、近鉄線では長らくホームドアの設置が滞っています。

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