5800系
大阪線や名古屋線では長距離運用のためにクロスシート車が運用されていましたが、混雑時間帯の運用には適していませんでした。そこでクロスシートとロングシートを自在に変化できるデュアルシートを採用したのが5800系です。外観上の特徴として、運転台の窓右下にロゴマークが貼付されています。
名古屋線に所属する編成は朝ラッシュ時のみロングシート運用で、その他の時間帯はクロスシートで運用されているそうです。車内はリニューアルが実施されていて座席モケットなども張り替えられています。
シートピッチは975mm確保されています。中央に肘掛けこそ無いものの、料金不要列車としては破格の居住性を誇ります。座席下のペダルを踏んで座席の向きを転換する事も出来ます。
車端部には優先席が設けられています。妻窓が妙に高い位置に設けられている点が特徴です。混雑緩和のためか車端部はロングシートとなっています。
座席転換は出来ませんが、座席形状は他の座席とほぼ同等になっています。ちなみに一人当たりの座席幅はこちらの方が僅かに広いそうです。