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2800系

2800系は1970年代に製造された車両で、近鉄のロングシート車としては初の冷房車として登場しました。近鉄の車両は外観がそっくりでも内装などで細かな差異があり、形式が細かく分かれています。個性的な形状の尾灯&標識灯と後付けの行先表示機が特徴です。


車内は至ってシンプルで、オールロングシートとなっています。パイプ製の袖仕切りがコの字型に設けられているのですが、短くて座面の半分くらいしかありません。


両開きドア・一段下降窓・戸袋窓無し、という構成は1970年代の車両としては比較的新しさを感じさせます。座席は区分が無いので断言できませんが、おそらく6人掛けかと思われます。


車端部には優先席とフリースペースが設けられています。妻窓が設けられて開放感がありますが、妻面に設置されている避難はしごの存在感が強いです。


優先席は灰色系のモケットとなっています。リニューアルを受けているとはいえ、製造から50年近く経過した車両としては結構綺麗な状態を維持していると感じます。

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