1400系

1400系は1980年代に製造された界磁チョッパ制御車です。元々4両4編成のみと小所帯ですが、今回は名古屋線系統に1本のみ存在する編成に遭遇しました。この編成のみトイレが設置されていて、長距離運行の急行列車を中心に充当されているようです。

車内はオールロングシートとなっています。名古屋線系統の急行列車は名古屋方にロングシート車2両、賢島方に転換クロス車4両を併結するパターンが多いですが、この編成を連結した急行列車の場合は全車ロングシートとなるのでハズレ感があります。

内装はリニューアルが施されていて、座席モケットもリニューアル車ではお馴染みのものとなっています。袖仕切りはパイプ式のままですが、座席間に握り棒が追加されている点は良いですね。

車端部は車齢を感じさせないほどオシャレに手が加えられています。右側は優先席で、左側にはフリースペースが設けられています。妻面は黒色で右側のみ妻窓が設けられています。左側には妙な高さに消火器が収納されています。

優先席のモケットは分かりやすさとオシャレを両立したデザインとなっています。3人掛けですが握り棒が追加されている点は嬉しいですね。この区画の吊り革のみ三角形のものとなっています。