287系
287系は「きのさき」や「こうのとり」で運用されている他、「くろしお」でも運用されています。両者は編成両数やカラーリングに差異がある他は共通設計となっています。今回取材した北近畿方面用の編成は窓下部にダークレッドの帯を巻いています。
普通車はごく普通の4列シートで、北陸方面で活躍している683系4000番台とよく似ています。
普通席は青系統のモケットとなっていて、簡易的なインアームテーブルを備えてる点が特徴です。コンセントは客室妻面にのみ設置されています。
グリーン車は半室のみ設定されています。近年では珍しくなった1+2列の配席でゆとりある空間となっています。茶系統の内装で落ち着いた雰囲気です。
座席はフットレスト付きで、コンセントは肘掛け下部に全席設置されています。インアームテーブルは広げると幅は広いのですが奥行きが狭いので使い勝手は微妙です。正直普通席のような背面テーブルの方が使いやすいと感じます。