323系
大阪環状線で運用されていた国鉄型車両の置き換え用として製造されたのが323系です。外観は225系の色違いといった雰囲気です。ただし併結運用が存在しないので先頭部に転落防止ホロは設置されていません。
阪和線や大和路線からの直通列車とドア数を統一するために3ドア車となりました。車内は黄色いつり革や握り棒が目立ちますが、車内の広告類が少ないので意外とあっさりとした雰囲気です。
座席はオールロングシートで、握り棒と小型の袖仕切りで3+4+3に分割されています。バケットタイプになっていて座り心地は良好です。
両端の袖仕切りは内側に向いた形状となっています。座っている人にとっては肘掛けのようになっていて便利なのですが、立客にとっては寄り掛かると不安定な姿勢になるので微妙です。
車端部の優先席区画です。貫通路上部にもLCD表示機が設置されています。
優先席は立ち座りしやすくする為か肘掛けが設けられています。妻面にはL字型の握り棒も設けられています。
駅構造の関係で混雑が集中する8号車のみ様子が異なります。ドア横のスペースが広く取られています。
座席は左右で1席ずつ減らした4+4席となっています。ドア横は腰当てが2本設けられています。
一部にはフリースペースが設けられています。非常通報機と消火器は分かりやすいデザインとなっています。