227系1000番台
紀勢線などの旧型車両置き換えを目的に製造されたのが227系1000番台です。0番台とは外観はカラーリング以外はそっくりなのに対して、内装は大きく変化しています。
0番台では転換クロスシートでしたが、1000番台ではオールロングシートとなっています。比較的長距離の運用もある中でオールロングシートというのは抵抗もありますが、在来車もロングシートである事を考えると仕方ないでしょうか…。
座席は3+4+3の10人掛けで、握り棒に加えて小型の袖仕切りも設けられた贅沢な仕様です。車体のカラーリングに合わせたグリーンの座席はちょっと豪華な雰囲気を感じさせます。
一部には優先席が設けられています。モケットはJR西日本ではお馴染みのものです。ドア横には整理券発行機とICカードリーダライタが設置されています。
車端部もロングシートとなっています。ワンマン運転で視界確保の観点か妻窓が設けられています。また連結相手の車両には車いす対応トイレが設けられています。