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223系2000番台

223系は900両以上が製造されたアーバンネットワークを代表する車両です。15年にわたって仕様変更を繰り返しながら製造されたので、番台ごとに細かな差異が見られます。今回はコストダウンを図って最大勢力を誇る2000番台の紹介です。


中央に非常口を設けて、左右の窓は天井近くに達する大きなものを採用しています。前照灯と尾灯は一体型のライトケースに収められています。中央の種別表示は幕式で、右側の行先表示はLED式、左側の列車番号表示はマグサイン式(1次車のみLED式)というそれぞれ異なるタイプを採用している点が特徴的です。左右対称で後ろに傾斜したデザインは221系に通じるものがあります。


車内は転換クロスシートになっていて、競合他社に負けない快適な空間になっています。全体的に茶色系統でまとめられていて落ち着いた雰囲気です。一部のドア横には補助席が設けられています。


座席は窓側席に肘掛けが設けられていないものの座り心地は良好です。シートピッチはやや狭めでボックス状態になる個所ではかなり窮屈に感じます。


車端部はボックス席になっています。また妻面には非常通報機が設けられています。ドア周りの空間に余裕が無いので補助席は設けられていません。それでもクッションが設けられている点は立客に配慮されています。


そのボックス席ですが、シートピッチは結構狭いです。ここまで狭くなるならロングシートの方が良かったのでは?と思うかもしれません。ドア側の座席は窓から遠くて景色を見るのは難しいハズレ席です。

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