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225系0番台

JR西日本のアーバンネットワークで大活躍している223系の次世代車両として製造されたのが225系です。223系で完成された雰囲気をブラッシュアップさせた印象です。0.5Mシステムの採用で全車両M車という構成になっています。


高運転台になり前面形状が大きく変更されました。JR西日本の近年の車両は安全対策に敏感になっていると感じ、225系でもそれが反映されています。併結運転時に備えて前頭部にも転落防止ホロが設けられていて、ちょっと不格好に感じますが時代の流れでしょうか?


内装は223系と大きく変化無いように見えます。茶色を基調とした落ち着いた雰囲気…のようで手すりやつり革が派手な黄色で非常に目立ちます。目立たせるのが狙いなので仕方ないのですが、せめて優先席以外は普通の白色とかにしてほしかったです。つり革の数は223系の1.5倍となる124個も設置されています。


座席は223系と同等で座り心地は非常に良好です。ただしJR東海の313系と違って窓側席に肘掛けはありません。またカーテンはフリーストップ式ではありません。一部の端部の席には補助席が設けられています。


車端部にはボックス席とフリースペースが設けられています。最近は車椅子のみでなくベビーカーを折り畳まずに乗車する際に使える空間として提供されていて、ピクトグラムでも明示されています。妻面以外にフリースペースにも非常通報機が設けられています。


中央ドア付近は空間が広めに取られているので、補助席を使用してもドア付近には余裕があります。混雑時には使用出来ないのでご注意を。


関東エリアでは当たり前となったLCD表示機は、ドア上部ではなく通路上部に枕木方向に設置されています。車端部と車両中央部に設けられていて、運行情報表示用と広告表示用が並んで配置されています。ドア上部設置に比べて設置数が少ないのが気になるところです。

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