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600形

名古屋市交通局からの移籍車が600形です。琴電各線区に投入されて活躍しており、今回は琴平線で活躍している車両の紹介です。琴平線では18m車が主に活躍している中で600形は15.5m車体なので、輸送力確保のためか2本繋いだ4両編成で朝ラッシュ時中心の活躍をしているようです。


種車は名古屋市交通局で活躍していた車両で第三軌条集電でした。しかし琴電では架線集電を採用しているので新たにパンタグラフが取り付けられました。集電方式変更に加えて冷房改造も行われたのですが、ここまでの大改造を行ってでも600形を導入した理由は車体のサイズにあります。当時の長尾線や志度線は設備の都合で大型車が入線出来ませんでした。そこで両線の旧型車を置き換えるべく白羽の矢が立ったのが名古屋市交通局で運用されていた車両でした。


琴平線と設備改良が行われた後の長尾線では大型車入線が可能な為車両とホームとの間に隙間が存在します。そこで隙間を埋めるステップが追加されたのですが、乗り降りの際には欄干の無い橋を渡っているような不安に陥ります。


車体幅も狭い600形では車内もコンパクトに感じます。客室は全面的に改装されて種車の面影はほとんど残っていないようです。地方私鉄の割には中吊り広告が多く感じますが、それだけ利用客が多い証拠なのでしょう。


座席は区分の無いロングシートになっています。6人掛けでしょうか?

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