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8600系

従来車の老朽置き換え用として登場したのが8600系です。空気ばね式車体傾斜方式を採用しており、曲線区間での高速走行を実現しています。2両編成と3両編成が存在し、宇多津~松山間は2+2+3の3編成連結で運転されます。柔軟な連結パターンを実現するために全先頭車が貫通型を採用しています。


レトロフューチャーをデザインコンセプトとしており、先頭部を黒色で円形に塗装しているのは蒸気機関車をイメージしているそうです。派手な前面に対して、側面はオレンジとグリーンを用いた落ち着いた塗装になっています。


2両編成の松山方の車内はオレンジ系の内装となっています。LED照明を採用しているので車内は非常に明るくて快適です。通路上に設けられている案内表示器はフルカラーLEDを採用しています。また従来車に比べて荷棚のサイズが大型化されています。


座席は座面連動式のリクライニングシートで可動式枕付きとなっています。座席周りの装備品としては大型背面テーブルや網ポケットの他に、肘掛け内蔵コンセントやドリンクホルダー、フットレストなどがあります。普通車の内装としてはかなり充実していると言えるでしょう。


デッキ部には車いす対応トイレがあるのですが、その向かい側にはカウンターテーブルとコンセントを備えたユーティリティスペースが設けられています。奥には洗面台が見えます。


高松方の車内は緑系の内装になっています。床面の木目調が落ち着いた雰囲気で個人的に気に入っています。JR四国では1両の一部区画を指定席とする運用があるので、客室中央上部にもLED案内表示器が設けられています。


指定席の区画には枕カバーが専用のものが使われます。赤色で指定席の刺しゅうが入っていて目立ちます。

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