キハ66系
キハ66系は筑豊・北九州地区の新幹線連絡輸送を目的に製造された国鉄型気動車です。キハ47に非常に良く似ていますが、内装は大きく異なります。キハ40系列と同様に車体重量が重いため、投入できる線区が限られた結果わずか30両で製造は打ち切られてしまいました。現在は全車長崎・佐世保地区で活躍しています。
車内は転換クロスシートがメインのセミクロスシートです。製造当初から冷房を装備していました。
急行型でさえボックスシートが当たり前であった当時、転換クロスシートを装備したこの車両は新幹線並みの設備を備えていた事になります。実際にその豪華な設備を生かして急行列車にも充当されたそうです。