キハ71系 ゆふいんの森Ⅰ世

九州有数の観光地「湯布院」への観光列車として大人気のゆふいんの森号用の車両がキハ71系です。新製ではなく改造車ですが、種車の面影は全くありません。全車ハイデッキ構造なので側窓が高い位置に設けられているのが特徴です。流線型の先頭部デザインは外国の車両を想像させます。高い位置まで窓が設けられていて、前面展望も良好…と言いたいのですが詳しくは後述。

車内は木目調の床に深緑色の座席が落ち着いた雰囲気を演出しています。ただしハイデッカー構造のために天井高さに余裕がないため大型の荷物は網棚に置けません。その代わりに荷物置き場が別途設置されています。

先頭からの前面展望を期待していた人には申し訳ないのですが、こんな有様です。柱が絶妙な位置にあるので線路か空しか見えません…。改造車ゆえなのか分かりませんが、もう少し何とかならなかったのかと言いたくなります。