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土佐くろしお鉄道 9640形特別仕様車

土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で運用されている車両が9640形です。9640は「くろしお」に因んでいるそうです。同じ形式ながら仕様の異なる3タイプが存在していて、転換クロスシートを採用した特別仕様車、セミクロスシートを採用した一般型、ロングシートを採用したお座敷対応型が存在します。今回は特別仕様車を紹介しますが、日本の鉄道車両では非常に珍しいものを備えた特徴的な車両です


車体は防錆を目的としてステンレス製で、前面は流線型となっています。先頭部分にはクジラをイメージした塗装が施されていて可愛らしい見た目です。車体側面にはたくさんのキャラクターが描かれていますが、これはやなせたかし氏デザインの各駅のキャラクター達です。


車内は海側に転換クロスシートと山側に折り畳み式座席が設けられています。荷棚は海側のみの設置です。ここだけ見ると客室の幅が妙に狭いと感じる事でしょう。その理由は海側にある設備が設けられているためです。


この車両最大の注目ポイントは海側客室外に設けられているオープンデッキです。一部の列車・区間限定ですが車外に出て風を浴びながら眺望を楽しむことが出来ます。普通の客室とオープンデッキの合造という車両は世界的にも珍しいのではないでしょうか?


改めて車内全体の様子を見ると、右側にオープンデッキ、中央に客室、左側にトイレが設けられています。

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