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9000形

東豊線で運用されているのが9000形です。従来車の老朽置き換え及びワンマン運転開始に伴い導入されました。緩やかな曲線で構成された前面形状はシンプルで落ち着いたデザインに感じます。非常扉は東豊線のラインカラーである青色に塗装されています。


札幌の地下鉄車両で最大の特徴は、座席上の荷棚が存在しない事です。短距離の乗車で必要ないと判断されたのでしょうか?そのおかげか車内は開放感があります。袖仕切りは最近のトレンドか大型のものが取り付けられていますが、一部がガラス製で圧迫感を軽減しています。


ラインカラーに反して座席はオレンジ色です。この座席が曲者でして、座面の前方つまり太ももが当たる部分が硬くて座り心地が悪いです。座面が後方に傾いているような不思議な座り心地になっています。座り心地は良くありませんが、握り棒が2本設けられていている点は嬉しいですね。


車端部には専用席と車椅子スペースが設けられています。札幌の地下鉄の伝統であった特徴的な形状の貫通路は、本形式では残念ながら一般的な四角形になっています。ガラス張りで開放感があり、車椅子の通行にも対応した幅が確保されています。また車椅子スペースには非常梯子収納箱が設置されています。


専用席は青緑色のモケットになっています。札幌市交通局では優先席ではなく専用席という表現を用いています。

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