キハE120形

新潟支社管内で運用するための新型車両として導入されたのがキハ120形です。キハ110系列の後継車種となるのかと思いきや製造はわずか8両に留まります。2022年現在は会津若松に転属して只見線で運用されています。

車内はドア付近がロングシートで、それ以外はボックスシートとなっています。通路幅確保のためかボックスシートは1+2列となっていて、車内はそれなりに開放感があります。

ロングシートは関東でもよく見かけるタイプで座り心地は硬めです。暖房装置が強化されているのか、座席は片持ち式ではありません。

ロングシートと同じくボックスシートも関東でお馴染みのタイプです。シートピッチが広くないので満席になると足元が苦しくなりそうです。通路を挟んで反対側は1+1人掛けですが構造自体はほぼ同じです。

車両端には車いす対応トイレが設けられています。車内の見通しを確保するため左右寸法を抑えた仕様となっています。このくらいのサイズなら圧迫感を感じないので関東の車両でも採用してほしいですね。