GV-E400系

キハ40系の置き換え用として投入されたのがGV-E400系です。近年流行している電気式気動車で、発電機から発生した電力でモーターを駆動するタイプです。今回取材した2両固定編成と1両編成仕様の二種類があります。また新潟地区と秋田・青森地区では外観カラーリングに差異が見られます。

内装はドア付近がロングシートで車両中央がボックスシートとなっています。ボックスシートは1+2列で混雑に配慮した仕様です。排気管などが収められているのか、車内に機器室が設けられています。

座席の形状は関東でもおなじみのものです。ただし寒冷地ゆえか袖仕切りは大型のものが設けられています。

ボックスシートはシートピッチが結構広いので快適そうです。ただし座ると背中が痛いのは相変わらずのようで…。

車内には車いす対応トイレが設けられています。トイレ入口の向かいはフリースペースになっています。この部分の通路は狭いのでワンマン運転時は乗降に時間がかかりそうです。

車端部は優先席となっていて、床面にデカデカと描かれています。妻面には機器室が設けられている他に側窓が無いので閉塞感があります。

両側を壁に挟まれて少々窮屈な感じです。機器室が無ければもう一人分は座れそうなのですが仕方ないですね。