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733系1000番台

北海道新幹線開業に伴い、新函館北斗駅と函館駅を結ぶ連絡列車として登場したのが733系1000番台です。車両は札幌地区で運用されている他の733系とほぼ同一仕様です。はこだてライナー専属運用なので車体にロゴマークが貼付されています。


車体側面と前面貫通扉に貼付されているロゴマークは、函館山とロープウェイに五稜郭が描かれています。


車内はオールロングシートで構成されています。短時間の乗車ですからこれで十分でしょう。10両編成の新幹線の接続列車が3両編成って少なすぎだろ…と思ったのですが、私が乗車した時はガラガラでした。まだ北海道新幹線が札幌まで繋がっていないから利用客も少ないみたいです。


ロングシートは3+4+3+3という独特な席数で分割されています。一般席は青緑色、優先席はオレンジ色になっています。座り心地は程良い固さで20分程度の乗車時間では全く苦になりません。


車端部にはデッドスペースが出来ていますが、ゴミ箱・消火器・懐中電灯・非常通報機などが設けられてスペースを無駄なく利用しています。繁忙期には立席スペースとして活躍するでしょう。


そしてトイレ付近は相変わらず激狭の造りになっています。ここに車椅子を止めたら確実に通れなくなりますね。この造りは本当に何とかした方が良いと思うのですが…。


ドア付近にはかつて北国仕様の車両で標準装備であったデッキが廃止されています。その代わりにドアの側面と上部から温風が吹き付けるエアーカーテンが設けられています。ドア付近も広めにスペースが取られていて混雑緩和に貢献している事でしょう。

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