クリスタルエクスプレス

石勝線方面への観光輸送を主目的として製造されたのが、ＪＲ北海道の誇るリゾート列車の一員であるクリスタルエクスプレスです。先頭車に展望席を設けている点が特長でした。

両先頭車の一般席はこのような感じで、雨樋まで届きそうなくらいの非常に大きな窓が特徴です。解放感抜群で展望席では無くても眺望は良好です。この車両のコンセプトは「全面展望」との事です。

展望席は運転席の張り出しが大きくて天井が部分的に低くなっています。

展望席からの景色は最高で、北海道の大地を一直線に伸びるレール、そんなロケーションを駆け抜ける列車の前面展望はまさに至高です。残念ながら2010年に他列車で踏切事故が起こって以降、座席が撤去されて立ち入りすら出来なくなってしまいました。この光景も過去のものです。

2号車はハイデッカー構造の車両で、天井の一部まで窓になっている全面展望を体現したような車両になっています。眺望は勿論最高です。網棚が無いのでデッキにある荷物置き場を利用する事になります。

3号車は2階建て構造になっていて、2階席はボックス席になっています。大型のテーブルも設けられていてセミコンパートメントのようです。1階には個室があるのですが撮影出来ませんでした。