釧路湿原ノロッコ号

釧網本線の観光列車として登場したのが釧路湿原ノロッコ号です。DE10によって牽引される客車列車のように見えますが…

反対側の客車に遠隔操縦できる運転台を設ける事により、機回しを不要として運転出来るようになっています。気動車のように見えますがあくまで客車なので、機関車の推進運転のような形になります。外国ではよく見られる方式だそうですが、日本では珍しいですね。

客車はトロッコ列車のようになっており、風を思いっきり浴びる事が出来ます。北海道の風を浴びながら釧路湿原を車窓から眺めるのは最高の気分です！もちろん雨天時用に窓も設けられていて、ワイヤーを引くと閉める事も出来ます。この写真では閉まっています。

機関車の次位に連結されている車両はサービス電源の発電機を積んでいるので多少騒音がします。また種車の50系客車の雰囲気を色濃く残しています。窓は小さいですが他の車両より空いているので、ゆっくり列車の旅を楽しみたい方はこちらの車両もおすすめです。