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由利高原鉄道 YR-2000形 鳥海おもちゃ列車「なかよしこよし」

混雑列車への増結および冷房装備によるサービス向上を目的に製造されたのがYR-2000形です。2両製造されましたが、そのうちの2001号車は2018年にリニューアルを行って鳥海おもちゃ列車「なかよしこよし」号に生まれ変わりました。矢島からの帰りの列車でリニューアル間もないこの車両に偶然乗る事が出来ました。


車両は新潟鐵工所製のNDCシリーズで、18m車体を採用しています。車体側面のミラーが随分低い位置にある気がします。


矢島駅を午前中に発着する1往復はまごころ列車としてアテンダントが乗務しています。列車には専用のヘッドマークが取り付けられます。この子は正式な鉄道むすめではありませんが、とても可愛らしくてお気に入りです。


車内に入ると木材がふんだんに使われている暖かみのある内装が迎えてくれます。木のおもちゃで遊べるスペースや外の景色を楽しめるパノラマ席が設けられています。水戸岡デザインに似ているものを感じますが、そこまで主張が激しくないのでこちらの方が好きですね。


反対から見てみるとこんな感じです。おもちゃスペースが結構広いので着席定員は大きく減っていますが、大して問題にならないあたり乗客数が少ない証拠でしょうか?この列車では1両増結されていましたが、折返し羽後本荘からの団体客に備えての事だそうです。


そこはかとなく漂う水戸岡デザイン臭…。大型のテーブルが備えられてグループ客にも対応しています。1時間に満たない乗車時間ですが、座り心地は良好です。


デッキとの間にはハート模様のある曲げ木のスクリーンが設けられています。見た目は良いですが、ワンマン運転中に乗務員室からの確認の妨げにならないか心配になります。右側にあるのはトイレです。

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