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横浜市交通局 3000S形

横浜市営地下鉄ブルーラインで運用されている3000形にはA・N・R・S・V形が存在していて、それぞれ仕様などが異なっています。今回は先代の2000型車両の機器類の一部を流用して製造された3000S形の紹介です。従来車とは塗色の塗分けが変更されている点が特徴です。


内装は暖色系で統一されており、明るくて優しい雰囲気になっていると感じます。目立つ特徴はありませんが必要なものは揃っている印象です。座席がやや少ない気がしますが詳細は後述。


座席はバケットタイプで握り棒と合わせて着席定員の順守に役立っています。2005年の運行開始でそこまで古くは無いのですが、座席は片持ち式ではありません。地下鉄故に直射日光を浴びる区間は僅かですが、カーテンが省略されている代わりに側面窓は緑色に着色されたUVカットガラスになっています。


そして3000形最大の特徴は巨大な側面ドアです。従来車に比べて30cmも拡大されて150cmとなっています。18mの車体に対して少々アンバランスな気もしますが乗降時間の短縮に貢献している…はず。この関係か座席数はやや少なめになっています。


車端部はドア間と同じく6人がけ座席が設けられています。側面窓は大型の固定1枚窓になっています。また右側には車椅子スペースもあります。妻面にも窓が設けられているのが特徴的です。


運転室直後は車椅子スペースが設けられています。乗務員室扉の窓がオフセット配置になっているのが面白いですね。左側の座席は優先席になっているのですが、座席モケットは一般席と同一なのでやや分かりにくいです。ちなみに横浜市営地下鉄では優先席をゆずりあいシートと呼称しています。

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